川崎フロンターレは2日、トップチーム関係者2人が新型コロナウイルス陽性者と判定されたと発表した。

当該者の1人は、1日に喉に違和感があり、抗原検査を実施したが、その際は陰性判定。その後、発熱があり、再度抗原検査を受けたところ、陽性判定となった。もう1人は、無症状だが、抗原検査で陽性判定となった。この日までに、6日間で累計12人の感染者が出ている中、3日にはルヴァン杯・C大阪戦が控える。オンライン取材に対応した鬼木監督は「トレーニングはいつもと変わらず。人数は少ないけど。プラスになるところも出てきている。ポジティブな材料もある。ただ、陽性者が出ているので、断ち切りたい思いはある」と複雑な思いを口にした。

チームで、感染拡大が進んでいる。先月28日に5人のトップチーム関係者が陽性者と診断され、同29日には、4人のトップチーム関係者が新型コロナウイルス陽性者と判定されたと発表された。同30日に行われた浦和レッズとのリーグ戦では、ベンチ入りした控え選手は5人。GKが3人、フィールドプレーヤーは2人という異例の事態で試合に臨み、1-3で敗れていた。さらには、同31日もトップチーム関係者1人が新型コロナウイルス陽性者と判定されていた。