北海道コンサドーレ札幌は首位横浜F・マリノスに0-0のドローだった。

連勝は2で止まったが、3戦負けなしで9月を終えた。リーグ戦でのアウェー同戦は過去10戦全敗だったが、初の勝ち点を獲得した。ペトロビッチ監督(64)は「素晴らしいゲームをした両軍をたたえたい。臆することなく堂々と挑めた」と評価した。

仲間のために戦い抜いた。15日にMF深井が右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂した。試合前後で全員が背番号8のユニホームを着て、エールを送った。両チーム10本ずつシュートを打ち、攻め合った。好セーブで2戦連続無失点のGK菅野は「あいつ(深井)のためにもって強い気持ちで戦えた」と話した。

ACL出場圏3位以上の可能性は消え、残り5試合。菅野は「残留を目指してシーズンが始まったわけではない」と悔しがりながら「1日、1試合をもっと大事にして、自分たちに向き合わないと」と気を引き締めていた。

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