現在4位のセレッソ大阪が残り5試合で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏となる目標の3位以内を目指す。

J1リーグ中断明けの10月1日、C大阪は15位湘南ベルマーレと本拠地ヨドコウ桜スタジアムで戦う。3位サンフレッチェ広島とは勝ち点3差ながら、1試合消化が少ないC大阪にとって、自力で3位以内をつかめる状況にある。

先週の浦和レッズとのルヴァン杯準決勝を制し、優勝に王手をかけた小菊昭雄監督(47)は「ラストスパートのこの時期まで(チームや選手に)素晴らしい成長が見て取れている。一番大事なのはここから最後、どのようにゴールへ突っ走っていけるか。残り5試合とファイナル(ルヴァン杯決勝)、しびれる試合が続く」と、置かれた自分たちの状況を歓迎した。

オーストラリア代表のために離脱していたFWタガートも既に合流し、万全の状態という。ルヴァン杯を含めて今季3戦全勝の湘南に、現在のC大阪に死角は見当たらない。