日テレ・東京ヴェルディベレーザは3点リードしながらも、PK戦の末に敗れ準優勝となった。

DF岩清水梓(35)は「今のベレーザの経験のなさ、勝負どころで未熟なところが出た。これを経験にしていかないといけない」と厳しく振り返った。

前半25、29分になでしこジャパン(サッカー女子日本代表)FW植木のゴールで2点リード。しかし3-0の後半30分から、9分間のうちに3失点。PK戦にもつれこみ、タイトルにあと1歩届かなかった。「試合巧者になるというか、時間の使い方、ボールを持つ時間を長くするとか、やっていかないといけない」。 岩清水は20年3月3日に第1子となる長男・聖悟君を出産し、昨年5月8日に復帰。今月22、23日に開幕する2シーズン目のWEリーグに向けて、自身の状態の良さを感じている。「昨年よりコンディションもいい。昨年より違う景色が見えている。チームの力になれるように。まだ自信のなさがどこかにあるので、上塗りして、また走っていけるように」。豊富な経験値でチームを支えながら、ピッチで存在感を示していく。