J3テゲバジャーロ宮崎は18日、元日本代表FW工藤壮人(32)が水頭症の手術を受け、容体が悪化したためICU(集中治療室)にて治療中だと発表した。

クラブによると、工藤は2日の練習時間外に体調不良を訴え、翌3日に医療機関を受診し、検査の結果、水頭症の診断を受けて入院した。その後、11日に手術を受けて療養していたが、容体が悪化し、17日からICUにて治療に専念しているという。

◆水頭症とは 

頭蓋(ずがい)内に脳脊髄液がたまって脳を圧迫し、さまざまな症状を引き起こしてしまう疾患で、急性の場合には生死にかかわる。なお、治療法は、髄液を抜く管を体に埋めこむ手術によって脳の機能を回復させる。