ガンバ大阪が、ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトとの親善試合を翌日に控えた18日、会場となる大阪・パナソニックスタジアム吹田で公式会見を行った。

G大阪は松田浩監督(62)、MF倉田秋(33)、Eフランクフルトのオリバー・グラスナー監督(48)、元日本代表のMF長谷部誠(38)が出席した。

8月に就任してチームをJ1残留に導いた松田監督は「フランクフルトさんをお迎えする試合を、J1のチームとしてできることにほっとしている。残留争いの中で、重心が後ろになりがちだったけど、今回の大会に関しては、もう失うものはなにもない。見ている皆さんがわくわくするようなサッカーを見せたい」と意気込んだ。

長谷部もG大阪との対戦を心待ちにしていた。浦和レッズ在籍時代に何度もタイトルを争ったクラブで、特に06年最終節の試合はいまだに記憶に残っている。

「優勝を決めることができた試合。ガンバさんと試合をして先制されたんですけど、そこから逆転してリーグ優勝を決めた。その試合は個人的にも印象に残っている」

G大阪との対戦を喜び「(16日の)浦和戦(2-4)ではまだ自分たちの力を見せられていないので、しっかりと日本で最後、明日の試合は見せられるようにしたい」と話した。【竹本穂乃加】