聖和学園(宮城)が後半だけで4失点し、前回大会8強の東山(京都)に完敗。前回出場の16年度に続く2大会連続の3回戦進出を逃した。

前半はサイドを起点にした攻撃で決定機は作るも決めきれず、0-0で折り返した直後の後半5分だった。前半からロングスローを生かした相手の攻撃を跳ね返し続けたが、右サイドのロングスローからこぼれ球を押し込まれて先制を許した。以降は同9分、同18分と立て続けに連続失点。同ロスタイムはPKでダメ押しの4点目を献上した。DF小野喬主将(3年)は「ロングスローでの失点から流れを持っていかれた。自分たちの良さが出せなかった」と悔やんだ。

6年ぶり5度目の出場だった今大会。1回戦の大分戦ではセットプレーから2得点し、出場5大会連続の初戦突破を果たした。小野は「ドリブルがあってこそのセットプレーだと思う。ドリブルサッカーは来年以降も続けてほしい」と、後輩に思いを託して会場を去った。

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