履正社のMF小田村優希(3年)が、大阪大会初戦から6試合連続ゴールを決めた。「さすがに記録が途切れるかなと思った」という後半37分。「ボールが自分のことを好きすぎるんちゃうんか、というぐらい来ますから」。FW古田のパスを左足で直接合わせ、初戦の東邦戦に続く今大会2点目を記録した。

平野監督からは、後半途中での交代を予告されたもののフル出場。「ほんまに泣きそうになった。先生に感謝です」。Jリーグ神戸の下部組織出身で、この3年間で得点感覚を磨き、卒業後は中京大に進む。

チームは後半だけで6発を見舞い、東邦戦と合わせて2戦10得点と絶好調だ。1試合6得点は14年度大会の3回戦・中津東戦の5得点を上回る同校最多ゴール。その中で川崎Fに進むMF名願(みょうがん)が5点に絡むなど、過去最高のベスト8は目前に迫った。

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