第101回大会は、岡山学芸館が東山(京都)を3-1で下し、初優勝を飾った。前半25分に相手のオウンゴールで先制。同点に追いつかれたが、後半にMF木村匡吾(きょうご、3年)が勝ち越し弾を含む2得点の活躍で勝利に導いた。Jリーグ内定者不在、決勝のピッチに立った13人にJユース出身者がおらず、「町クラブ」出身者がほとんどの“雑草集団”が岡山県勢初V。新たな歴史をつくった。東山は京都府勢で55大会ぶりの頂点に立てなかった。