柏の新体制発表が14日、柏市内で行われ、新加入選手11人がお披露目された。

ネルシーニョ監督は「若い選手が多いが、前チームで主力の選手を多く獲得できた」とし、今季の目標勝ち点を60に設定。中でも、札幌から加入したMF高嶺はボランチの主力に食い込む新戦力として期待大だ。筑波大時代から「狂犬」の異名を持ち、激しい球際の強さとハードワークが武器。得点へ関与するプレーを磨くべく移籍を決断し「中盤で展開力を出して、今までにないレイソルの攻撃の色を出すことに貢献できれば」とチームの進化の一翼を担うことを目標に掲げた。

昨季の主将・大谷が引退してコーチとなり、24歳のDF古賀太陽が新主将に就任。この日、大役を知らされた古賀は「光栄なこと。自分なりに覚悟と責任を持って、自分だけで背負い込みすぎず強いチームをつくっていけたら」と、しっかりと自覚を示した。

○…全国高校サッカー選手権8強の日体大柏(千葉)から新加入した身長190センチのFWオウイエが「公式戦5得点」を目標に掲げた。若手はルヴァン杯出場のチャンスがあり「昨季、升掛選手がルヴァン杯で4得点だったので、その上の5得点を」と説明。191センチのDF立田が清水から移籍し「体形が似ている立田選手とは仲良くしていきたい」と笑わせた。