サッカーJ1の鹿島アントラーズFW鈴木優磨(26)が23日、宮崎キャンプでオンライン取材に応じ、今季の目標に「得点とアシストで合計25」を掲げた。今季は鹿島のタイトルを知るDF昌子と植田が復帰。

前線にも勢いのある選手が加入し「今季はおもしろいメンバーがそろって、いよいよタイトルが求められる時が来たと思っている」と決意を新たにした。

鹿島イズムを熟知する選手が復帰したことで、鈴木も「自分のためにも大きい」と、自身のプレーに集中できる環境が整ったと感じている。今季は2トップの一角だけでなく、前線で新たなポジションにもチャレンジしている。岩政監督からも、前線の複数ポジションを担う可能性も言われているという。「はまったら得点も取れるしアシストもできると思う。今は新しいポジションで新鮮にやれている」と手応えを口にする。

だからこそ、今季の目標には数字にこだわるつもりだ。「今年は得点アシスト合わせて25と、大きく決めています。いいメンバーが前にもいる。今年はそれぐらいやらないと、優勝できないと思う。今年はそこを目指していきたい」。最終ラインに植田と昌子が構える中で、前線では鈴木が攻撃力を発揮し、鹿島をタイトルに導く覚悟だ。