日本代表の森保一監督(54)が鹿島アントラーズ-アビスパ福岡戦をカシマスタジアムで視察した。

野球のWBCの日本の初戦、9日の中国戦で始球式を務め、7回まで東京ドームで観戦。大谷翔平投手(28=エンゼルス)のプレーも生で体感し「世界トップ基準、グローバルスタンダードを日本代表に持ってきて、選手の刺激にもなりますし、野球ファンを楽しませてくれる。素晴らしいスター」と話した。

侍ジャパンは、大谷投手、ダルビッシュ投手ら長身で体が強い肉体を持つ選手が多く、サッカーのFWやDFにいれば…とも思えるが、森保監督は「リクルートの仕方を教えてください」と苦笑し「野球の選手はサイズが違う。そういう選手がサッカーをしてもらえると、世界に近づくのかな」とジョークを交えながら本音? を話す一幕も。

15日には続投後、初の活動となるキリンチャレンジ杯の日本代表のメンバーが発表される。大枠のメンバーが決まっていることを明かし、FW前田大然(25=セルティック)の負傷については「試合後、セルティックのメディカルと連絡を取った中では、重傷ではない、長期離脱になることではないと。早期復帰はできると聞いている」と話した。