仙台がホームで秋田との「東北ダービー」を2-2で終え、勝ち点「1」を積み上げた。1点を追う前半39分、MF相良竜之介(20)が2試合連続となる同点ゴール。後半に再びリードを許したが、FW中山仁斗(31)の同点ゴールで何とかドローに持ち込んだ。Jリーグ初対戦となった昨季は2戦負けなし(1勝1分け)の東北勢に、「3度目の正直」となる白星を許さなかった。

○…秋田 MF才藤龍治(30)が前半8分に先制、後半38分は一時勝ち越しとなるゴールで存在感を見せた。「試合に入ったら絶対にゴールをしてやろうという気持ちがあるので、2ゴールできたことは大きい」と力を込めた。だが、試合終了間際の失点で3試合ぶり勝利を逃し「あそこは守りきらないといけない。またチーム全員で反省して次に生かしたい」。吉田謙監督(53)も「今日の結果を踏み台にして高みを目指す」と言い切り、ホームで迎える次節に気持ちを切り替えた。