ホームで攻め続ける展開となりながらも、京都サンガは1点が遠かった。

前半26分に不運とも言えるオウンゴールで先制を許したが、後半は終始C大阪陣内でプレー。後半だけで7本のシュートを打った。

危険な位置にポジションを取ったFW豊川雄太(28)は、決定的な場面も迎えた。しかし、後半23分に右CKからのクリアボールを狙ったダイレクトボレーと、同33分にペナルティーエリア内での切り返して左足で決定的なシュートはいずれもGK正面に。「シュートを外しまくったので、僕の責任。決めていれば勝てた試合だった」と悔しさをにじませた。

曹貴裁監督は、大声援を送ったサポーターに結果で応えられず、「申し訳なかった」と繰り返したが、攻撃的な戦いには手応え。「雲がかかって前が見えなくなった試合ではない」と前を向いた。

京都はこれでリーグ3連敗。J1でのホーム戦で過去2分け7敗と1度も勝ったことのないC大阪に、またも勝てなかった。

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