ガンバ大阪のDF黒川圭介(26)が1日、3日の敵地アビスパ福岡戦で今季初の2連勝を誓った。

前節新潟戦は3-1の快勝で連敗を5で止め、公式戦は10試合ぶりの勝利。通算2勝4分け9敗で最下位は変わらなかったものの、次節でJ2降格圏を脱出できる可能性がある。

今季ここまで全15試合で先発を続け、前節は今季初得点で勝利に貢献した黒川は「5連敗して一番下まで落ちて、ここからはい上がっていくところで、1つ取れたのはチームとして自信になる」と、約1カ月半ぶりの白星を振り返った。

最近2試合は3トップの左に入ったMF倉田との好連係もあり、左サイドバックの黒川が敵陣深くまで攻撃参加できる機会が増えてきた。

関大から入団4年目、日本代表入りを目指す背番号24は「前での仕掛けや、突破は自分の持ち味。(倉田が)うまく自分に合わせてくれている感覚があって、(倉田が)中に入った時に自分がタイミングよくサポートして、走れば(パスが)出てくるし、そういう関係性で話ながらやっている」という。

堅守速攻に定評のある福岡は、現在5勝5分け5敗で10位。最近4試合は2分け2敗と未勝利が続き、G大阪にとって難敵ではあるが、ここで今季初の連勝がほしい。

この日の完全非公開の練習後、選手はポヤトス監督から「流れをさらに持っていくためには、2連勝、3連勝と積み重ねていかないといけない」とハッパをかけられている。

J1通算66試合3得点の黒川が、2戦連続ゴールを決めればプロ初めて。左サイドで迫力ある攻撃を仕掛けて、G大阪を再び勝利へと導く。