ヴィッセル神戸FW大迫勇也(33)が、自身初のJ1得点王に輝いた。

前節までに22得点を挙げていた大迫は、この日も先発出場。前半24分にはピッチ中央で相手DFを背負いながらも巧みなターンで入れ替わり、左サイドを走るMFジェアン・パトリッキ(26)にスルーパスを出すなど、随所に貫禄のプレーを見せた。

最終節の京都戦に1点を決めた横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペス(30)に並ばれて、単独での受賞とはならなかったが、初の栄冠をつかんだ。

前節名古屋戦では2アシストをマークして、クラブのリーグ初優勝に貢献している。大迫は、最終戦に向けて「(得点を取れたら)ラッキーだなという感じ。チームが勝つために点を取りたい」と話していた。