J3のFC大阪は9日、東大阪市花園ラグビー場で24シーズン始動式を行った。

選手、スタッフ、フロントが出席した始動式では、近藤祐輔社長(37)が「Jリーグ初年度の昨季はJ3で11位。大変なこともあったが、みんなが頑張れるチームということを再確認できた。今季は大嶽監督のもとで、攻撃的に戦い、2点取られても3点取るチームに」とあいさつ。J2昇格に向けてチームを鼓舞した。

新シーズンのスローガンは「絶対」に決定。近藤社長から「絶対あきらめない、絶対勝つ、絶対昇格するなど、いろんなところで意識してもらいたい」と意図も紹介された。

選手やコーチングスタッフも紹介され、新加入選手のあいさつの際には、全選手の半数を超える20人の選手が席を立ち、自己紹介した。

今季から指揮を執る大嶽直人監督(55)は選手を前に「ここにいる選手とともに戦えるのをうれしく思う。勝利をつかみ、東大阪のエネルギーになるチームにしていきたい」と笑顔で話した。