湘南ベルマーレが、今季初白星を挙げた。

前半15分に、右CKのこぼれ球をMF田中聡が左足でボレーシュートで先制。1-1の後半37分、再び左CKのチャンス。低いクロスを、ニアサイドでDF大岩一貴が右足アウトサイドでタッチ。角度が変わったボールを、ゴール前でフリーだったFW鈴木章斗が左足インサイドで合わせた。

決勝弾を決めた鈴木章は「役割がGKの前だった。こぼれてきてラッキーだなと思った」。決定的なチャンスを外す場面もあったが「必ずチャンスが来ると思ってやっていた。決められてよかった」とほっとした表情。

山口監督は、リスタートからの2点で勝利して「セットプレーは時間をかけてやっている。相手がいるので形にするのは難しいが、全員が共有している。難しい試合になったが、勝ちきることができた。シーズン最初の勝利は大切なものなので」と口にした。

湘南は今季初勝利で勝ち点3、京都は今季初黒星で勝ち点1のままとなった。

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