北海道コンサドーレ札幌DF家泉怜依(24)がJ1デビューを目指して、課題に取り組んでいる。21日、札幌・宮の沢での練習に参加した。9対9のミニゲームでは、主力が中心のチームでプレーした。今季J2いわきFCから加入して初のJ1に挑戦。2試合連続でベンチ入りするも、まだ出場はない。現状を「攻撃ではまだまだやっていくべきことがある」と分析する。

16日町田ゼルビア戦(1-2)では、相手がロングボールやセットプレーが武器のスタイルもあり、後半で投入される可能性があった。だが前半0-0も、後半8分に先制を許し、一時2点ビハインドの展開で、出番は来なかった。「自分が入っても攻撃的にいけるっていうのを、もっと練習で見せられれば、失点してもあそこで使ってもらえたかなと思う」と振り返る。

現在のJリーグ中断期間で、攻撃面もアピールする。札幌では守備陣にも推進力が求められる。練習中でも意識するが「判断が悪い」と反省する。「どんな状況でも使ってもらえるようなプレーを」。試合出場のために必要な技術を磨くつもりだ。