東京ヴェルディFW染野唯月(22)がパリ・オリンピック(五輪)を目指すU-23代表生き残りへ、過密日程にもゴール量産を誓った。

来月15日開幕のアジア最終予選(AFC・U-23アジアカップ)を前にした強化試合2試合(マリ、ウクライナ戦)に出場。無得点に終わったが「これだけできるんだという確認もできたし、悪くはなかった」と一定の手応えを口にした。

1トップで先発出場した25日のウクライナ戦から中3日で、今度は29日の京都戦(味スタ)へ。9日間での3連戦を迎える。コンディション面が気になるが、「試合に出て、いい感じでできている。この勢いでプレーしたい」と力強い。

さらに「ここで結果を出したい。選ばれている代表FWの中で誰よりも点を取りたい思いが強い」と闘志を燃やした。

また、京都サンガ戦は同クラブ所属でレンタル中のFW木村勇大、MF山田楓喜という主力2人が出場できない。しかし染野は「総力戦になるし、僕もそうですけど他の選手にはチャンス。いいアピールができれば」と前向きだ。

チームは4試合を終えて2分け2敗と未勝利。エースの今季初ゴールで勝利が期待される中、「ここから3連勝したい。勝たないと順位的にも厳しくなる」と強い思いを口にした。