北海道コンサドーレ札幌は6日ホーム札幌ドームでガンバ大阪と対戦する。5日は札幌・宮の沢で前日練習を行った。3日名古屋戦(1-2)から中2日の過密日程を考慮し、主力は軽めのメニューで終了した。現在5連敗中で開幕から6戦未勝利。一方G大阪は5試合消化で2勝3分けと無敗。ペトロビッチ監督(66)は「必ず次は勝てる、そういうマインドを強く持つこと」と、選手たちに戦う気持ちを求める。

リバウンドメンタリティで今季初勝利を狙う。「死なない限りはより強くなって戻って来られる。生きてる限りは、必ず立ち上がって前を向いて進んでいけるはずだ」。自身にも言い聞かせるように、気持ちを奮い立たせる。「今季ベストゲーム」と評価した名古屋戦は逆転負け。遠い白星。ミーティングでもメンタル面を強調した。

4戦連続で1トップで先発していたFW鈴木武蔵(30)はG大阪からの期限付き移籍の契約上、今節は出場できない。指揮官は選手起用に頭を悩ませ「途中で入ってくる選手の役割も非常に重要になってくる」と期待する。前節ベンチ入りも、出場がなかったFW大森真吾(23)はストライカーとして「早く前線が(点を)取って勢いをつけなきゃいけない」と出番を待つ。【保坂果那】