Jリーグは26日、東京都内で理事会を開き、現行の外国選手3人枠とは別に、アジア・サッカー連盟(AFC)加盟国・地域の選手1人を登録できる「アジア枠」を来季から設けることを承認した。9月の日本サッカー協会理事会を経て正式に決まる。

 鬼武健二チェアマンは、韓国やオーストラリアなどの選手1人を含めて外国選手を計4人に増やすことでチーム内の競争が激しくなり、Jリーグの試合、選手のレベルが向上すると説明。これまで多かった南米や欧州以外のアジア出身選手を増やすことで、アジアでの放送権販売やマーケティング活動、アジア全体の国際交流につなげる狙いもあるとした。