なでしこリーグの浦和は5日、埼玉スタジアムで行われた「レッズフェスタ」で新加入選手発表会見を行った。今季は即戦力として期待の高いU-20(20歳以下)日本代表MF猶本光(18=福岡AN)や、ユニバーシアード代表MF高畑志帆(22=早大)ら10人が加入。1万3148人のサポーターに負傷中のFW泊志穂(21=大体大)を除く9人がお披露目された。フランスリーグ・リヨン入りが決まった早大FW大滝麻未(22)から前日4日に直接激励された高畑は「どこのポジションからでもボールを動かせること、強い相手にもぶつかっていけることが持ち味。麻未と一緒にプレーできないのは寂しいけれど、お互いの活躍が刺激になると思う。2人の相乗効果でなでしこジャパンも目指したい」と決意を話した。

 この日は全選手、スタッフが参加し、サッカー教室やサイン会などでサポーターと交流。10日から「なでしこチャレンジ」の一員として日本代表候補合同合宿(和歌山)に参加するMF安田有希(25)、FW吉良千夏(20)らのサイン会は長蛇の列ができていた。