全国高校サッカー選手権の準決勝(10日、埼玉スタジアム2002)に初めて進出した日大藤沢(神奈川)が7日、神奈川・藤沢市内の同校グラウンドで練習を再開した。

 前日は完全オフにして疲労回復に努め、佐藤輝勝監督(36)は自宅で長男にサッカーを教えたり、掃除をするなど「完全に頭を空っぽにして」英気を養ったという。

 この日は主力組が約1時間半、サブ組が3時間のトレーニングを実施。星稜(石川)戦へ、あえて特別な練習はしなかった。得点ランキング首位タイの3得点を挙げている「日藤のマラドーナ」ことFW田場ディエゴ(3年)もリラックスした表情で「反響が大きくて、うれしいですよね。星稜は守備が堅いイメージがあるけど、勝って日本一になります」と力強く話していた。