東日本大震災で被災した仙台が来月23日のJリーグ再開に備えて、キャンプ地を決定したことが28日、分かった。来月4~12日が千葉・市原市、同13~22日はさいたま市で行う。市原市では佐久間隆義市長(64)が全面バックアップを約束。市原臨海競技場や姉崎グラウンドが使用できる。さいたま市では主に埼玉スタジアムのサブグラウンドを使うが、浦和の協力もありレッズランドを使用する予定もある。仙台市内のクラブハウスは半壊状態で選手のケアが十分にできない。さらに被災地であるためグラウンドの確保が難しい状況だった。そのため27日まで数回、チーム関係者が関東へ視察に行き調査していた。