名古屋のエースFW玉田圭司(31)が夏の甲子園で24年ぶりに8強入りした母校習志野(千葉)の勢いも借りて、首位固めを狙う。今日17日のG大阪との首位攻防戦を控えた16日、三たび朗報が届いた。後輩たちが甲子園で堂々の8強入り。愛知・豊田市内での調整を終えたエースは「今日も勝ったね」とご機嫌の様子だった。

 母校はこれで今大会3勝目。実は1、2回戦は同じ日にナイターでJ1の試合があり、習志野勝利→名古屋勝利という図式ができあがっている。今回は1日遅れのJ1公式戦となるが、同じように勝利で続きたいところだ。7連勝、15戦負けなしで首位に立ったチームを引っ張るエースは、現在10得点でJ1得点ランクトップ。当然“祝弾”も狙っている。帰りの車に乗り込む際に母校の校歌も口ずさみ、早くも勝利のイメージを膨らませていた。【八反誠】