東京に韓国・水原の「レジェンド」がやってきた。20日、東京・小平市内での練習に、元韓国代表DFカク・ヒジュ(32)が練習生として参加した。昨季までKリーグ水原で10季285試合出場し、主将も務めたセンターバック。カクのマネジメント関係者によると、昨季限りで契約満了となり移籍先を探している状況だという。同関係者は「彼は水原のレジェンド。Jリーグでプレーがしたくてきた」と明かした。

 韓国代表として6試合に出場し、ACLでは何度も来日している。185センチの長身を武器にした屈強なDFで国際舞台での経験もある。一方で昨シーズン終了後、実戦から離れておりコンディション面では決して万全ではなく、この日の練習も途中で切り上げた。東京関係者は「(獲得は)練習を見てから」と慎重に話し、約1週間の参加でレジェンドの実力を見極めていく。