日本サッカー協会(JFA)は21日、現在スペイン遠征を行っているU-19日本代表から新型コロナウイルスの陽性者が4人出たことを発表した。
同代表からは、活動終了後に10名がW杯カタール大会へ向かい、トレーニングパートナーとして日本代表へ合流する予定だった。しかし今回の事態を受けて、全員が帰国することに決定。協会担当者は「(日本代表で)広がっていくことが怖いため」と説明した。
現時点では、今大会はトレーニングパートナーなしで臨むことになった。18年W杯ロシア大会ではMF久保建英(21=レアル・ソシエダード)らが同代表でトレーニングパートナーとして参加し、試合翌日に控え組とのトレーニングマッチなどを行っていた。
トレーニングパートナーとして参加予定だった選手は以下の通り。
▽DF
中野伸哉(サガン鳥栖)
松田隼風(水戸ホーリーホック)
田中隼人(柏レイソル)
高井幸大(川崎フロンターレ)
▽MF
松木玖生(FC東京)
佐野航大(ファジアーノ岡山)
甲田英将(名古屋グランパス)
福井太智(サガン鳥栖U-18)
北野颯太(セレッソ大阪)
▽FW
熊田直紀(FC東京U-18)