FIFAワールドカップ(W杯)日本代表の主将DF吉田麻也(34=シャルケ)も公式会見に出席し、「この対戦を機に、チームの成長した姿を見せたい。世界に大きなサプライズを起こせたらなと思う」と、ドイツからの金星を予言した。

今季からシャルケに所属し「ドイツから、多くのことを学んでいる」という主将は、「チームには多くの選手が欧州に活躍の場を移して、いいものを日本代表に還元している。W杯で優勝したことのあるドイツに対し、自分たちがどれだけやれるのか」。3度目のW杯でも興奮は隠せない。

守田ら故障者も出たが、吉田は「それも想定して9月にいろんな準備をしていたし、問題なくきている。もう1個、ギアを練習から上げて、最高の状態で臨みたい」と意気込む。

最年長39歳のGK川島が「麻也を中心にやれている」と証言したように、最年少21歳のMF久保を含め、全世代の気持ちを1つにしてきた。吉田は「自信を持って、勇気を出して戦っていく。どれだけハードワークできるか、団結できるかがカギ。開始1秒からいい形で」と決意表明。最後は「ちょっと長いから」と、約30分に及んだ会見を笑いで締めくくった。

【W杯カタール2022特集】はこちら>>>>