世界に超新星が出現した。スペインの18歳MFガビ(バルセロナ)が、衝撃の“W杯デビュー”を飾った。圧巻は4-0とスペインがリードした後半29分だ。

FWモラタ(Aマドリード)からの左クロス。ペナルティエリア(PE)付近、中央に走り込んできたガビが、右足アウトにかけるダイレクトシュートを放った。ボールはゴール右へ豪快に決まった。コスタリカGKナバスは1歩も動けなかった。

スペイン代表の歴代最年少得点。度肝を抜かれるゴールに、大観衆が沸いた。

前半11分にも前を向き、PEへと出した縦パスからFWオルモ(ライプチヒ)の先制弾をアシストした。

積極的に前へと運ぶドリブル、守備でもハードワーク。どれをとってもワールドクラス。初陣の7ゴール大勝劇に貢献した。

今年8月に18歳になったばかり。昨夏にバルセロナのトップチームデビューを果たし、すぐに代表入りした。

日本は12月1日(日本時間2日早朝)に、1次リーグ第3戦でスペインと対戦する。

今大会でも優勝候補のスペインは、手強い相手になりそうだ。