FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本に敗れるなどし、1次リーグで敗退したドイツ代表が批判の嵐にさらされている。世界屈指のGKと称され、これまでドイツ代表では不動の存在だったマヌエル・ノイアー(36)についても、もう代表チームから退くべきタイミングだという声が噴出している。

1990年代の代表を支えた中盤の司令塔、シュテファン・エフェンベルク氏(54)は、代表選手への処遇について、フリック監督の毅然(きぜん)とした態度を求めた。「フリック監督はマヌエル・ノイアーについても、はっきりとした態度を示すべきだと思っています。私の目には、彼はもはや替えが効かない選手ではない」。

ドイツ敗退の理由については、「結果は、3つの異なる試合から成り立っている。日本戦の敗退は結果的には残念だが、妥当と言える。選手たちは個人のミスから自らを苦しめた」と自滅によるものだと指摘している。

ノイアーは敗退後、今後もチャンスがあれば代表チームでプレーし続けたいと明言しているが、ドイツの黄金時代を知るOBとして黙っていられなかったようだ。

エフェンベルク氏は、1994年W杯米国大会の試合中、サポーターからの批判に中指を立てた。この場面がテレビ中継にも映っており、チームから追放された過去を持つ。カリスマ性がある人気選手だった一方、素行の悪さも取り沙汰されていた。