サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で敗退した日本代表は、6日に現地で解散し、7日に森保一監督や、DF吉田麻也主将、堂安律、久保建英、田中碧、前田大然、鎌田大地、伊東純也、板倉滉、南野拓実、伊藤洋輝、酒井宏樹、相馬勇紀、谷口彰悟、山根視来、町野修斗ら一部の選手が、日本に帰国した。

成田空港着の航空機で到着。代表チームのそろいのスーツで、降り立った。

空港には約650人の、多くのファンが待ち受けていた。

その後、森保監督が田嶋会長らと成田市内のホテルで会見した。

同監督は冒頭、「我々の活動を通して、選手の活躍を通して、国民のみなさんに夢や希望、日常の活力をお伝えできたら、と考えて選手は頑張ってくれました。日本の国民の皆さんに、喜びと活力をもたらすことができたら、幸せです」などと、話した。

当初は予定になかったが、選手を代表して会見に出たDF吉田主将は「試合後に泣きすぎて、体調を崩して、すこぶる体調が悪い(苦笑い)」と笑わせつつ「今までで一番(チームの活動期間が)短いW杯だったんですけど、一番楽しかったです。代表でプレーすることは素晴らしい、かけがえのないものだとかみしめながら、1日1日活動してきました」と、サポートに感謝しつつ代表への熱い思いをにじませた。

チームの大半が戦う欧州主要リーグはW杯終了後、年末年始にそれぞれ再開される。ドーハから直接所属クラブに戻る選手などもおり、それぞれが7日にまでにドーハを出発した。