5度目の挑戦で悲願の世界一を手にしたアルゼンチンFWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)が一足先に? 悲願のワールドカップトロフィーを手にした。

準優勝のフランス、優勝のアルゼンチンの表彰前に行われた、個人タイトルの表彰。この日2ゴールを挙げるなど優勝の立役者となったメッシは、ゴールデンボール賞(大会最優秀選手賞)に輝いた。

名前を呼ばれたメッシは、MVPのトロフィーを手にすると、表彰台の中心に置かれていた金色に輝くワールドカップトロフィーのもとへ。優しく触れると思わずトロフィーへキス。このシーンがスタジアムに映し出されると、観客は歓喜。その声に応えるように、再びキスをした。

これまで6度のバロンドールなど、華々しい栄誉に輝きながらも、手にすることができなかったW杯のトロフィー。喜びがあふれ出たようだった。

チームの優勝の表彰式ではワールドカップトロフィーを天に向かって突き上げ、そして何度もキスをしていた。