MF柴崎岳(24)が所属するスペイン2部テネリフェのマルティー監督が12日、同選手の現状についてコメントした。

 「岳(柴崎)は胃腸炎。自分たちは彼が回復してくれることを願っているし、体調が回復したら何の問題なく合流するだろう。彼はテネリフェにいた。彼とは毎日話している」。

 柴崎に関しては、クラブを去りたがっていると、11日付のスペイン紙マルカが報じていた。また系列のラジオマルカは、テネリフェ島での生活に適応出来ず、日本への復帰を望んでいると伝えた。

 柴崎は胃腸炎を発症し、チーム練習に参加できていない。クラブはSNSを通して「柴崎はテネリフェで胃腸炎から回復しようと努めている。クラブは来週、チームに合流することを望んでいる」と発表。姿を見せていない柴崎が日本に帰国しているという一部報道を完全否定していた。

 マルティー監督は「自分たちは柴崎に関して本当に落ち着いている。自分たちは彼がチームにとって力になるとても大事な選手であると考えている」と話した。