サウサンプトンは優位だった前半で決定機を生かせず、後半は逆に押し込まれて何度もピンチを迎えた。

 DF吉田麻也は「十分に勝てる要素があったのでもったいない半面、クリーンシート(無失点)で終えられてラッキー」と複雑な表情だった。

 それでも2月11日以来、リーグ戦では3試合ぶりの無失点で、守備面の手応えをつかんだ様子。「一歩前進した。こういう試合でゼロを繰り返して自信を高めれば、チームは良くなる」と力強く話した。