ACミランが15日(日本時間16日、18歳のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)が契約を延長しないと発表した。ACミランとドンナルンマとの契約は18年6月までで、ドンナルンマは退団、移籍が決定的となった。

 ACミランのファッソーネGMは、クラブの公式サイトを通じ「ドンナルンマは契約を更新しない。残念ながら、ACミランは先に進む」とコメントを発表した。

 伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは、ファッソーネGMとドンナルンマの代理人ミーノ・ライオラ氏が、契約の更新をめぐって話し合いを行うと報じていた。ACミランは年俸450万ユーロ(約5億4000万円)+ボーナスの5年契約と、未来のイタリア代表を担うと期待される守護神に、18歳としては破格のオファーを出していた。

 ドンナルンマには、RマドリードやマンチェスターUなど、各国のビッグクラブオファーがあるといい、伊各紙はマンチェスターUが移籍先の有力候補だと報じている。