今夏の移籍が濃厚とされていたドルトムントFWオバメヤンが一転残留か? と16日の独紙ビルトが報じた。

 同紙によると、米ロサンゼルスで休暇中のピエールエメリック・オバメヤンがドルトムントの練習着姿でトレーニングしているビデオを、オバメヤンの兄弟がインスタグラムでアップした。「これはドルトムントへのヒントなのか」と同紙は伝えている。

 オバメヤンの去就は徐々に分からなくなってきている。事実として分かっているのは、ドイツ杯決勝1週間前にオバメヤンはクラブ首脳陣に移籍の許可を求め、7000万ユーロ(約87億5000万円)以上のオファーがあればいいと返事をもらっていた。

 パリサンジェルマンのスポーツディレクターであるパトリック・クライファート氏とは年俸1400万ユーロ(約17億5000万円)合意に達していたが、ウナイ・エメリ監督が獲得に反対した。

 では、年俸3000万ユーロ(約37億5000万円)でオファーを出していた中国の天津へ移籍か、とみられていたが、天津はオバメヤンよりもケルンFWアンソニー・モデステの方を優先して交渉しているという。モデステに関してはケルンと移籍金で合意に達しなければならない。現在3500万~4000万ユーロ(約43億8000万~90億円)で交渉している。

 さらに獲得のうわさがあったRマドリードは別プランを持っており、ACミランもディエゴ・コスタ獲得を優先しているようだ。