スペイン国王杯4回戦第2戦で28日、Rマドリードはホームで3部フエンラブラダと2-2で引き分け、2戦合計4-2で16強入りした。

 下部カテゴリー相手にホームで同点に終わったのは、2009年の同じマドリードのチームであるアルコルコンの前に0-4と金星を献上した悪夢をよみがえらせるもの。29日のスペイン紙マルカは、この試合で戦線復帰を果たして好パフォーマンスを見せたFWベールがいなければ、再びマドリードのチーム相手に気前よく勝利を譲っていたとして「ベールがいなければ大事故になっていた」と見出しを付けた。

 この試合、ベールのほかにも故障で戦列を離れていたコバチッチ、ケイラー・ナバスが復帰を果たしたことがプラス材料だった。試合後ジダン監督は「引き分けの結果は別に不満ではない。予想はしていた」とコメントしている。