ドイツ2部リーグのウニオン・ベルリンに所属する元日本代表DF内田篤人(29)が23日、都内で開かれたアディダス社の「3対3のストリートフットボール」のイベントに、鹿島アントラーズの日本代表DF山本脩斗(32)らと登場した。

 「膝に悪いから」と試合時間を2分短くして5分間にしてもらったエキシビションマッチでは、キッズチームと対戦。対戦相手の“魅了する”プレーに驚きながらも、自らは“普通に”2得点を挙げて勝利に貢献。「確実にゴールに押し込む。勝ちに徹しました」と笑わせた。

 このイベントは「渋谷対原宿」のフットボールバトルがテーマ。こうした地域間の争いや日本を背負っている感覚について、元日本代表DFの中田浩二氏から振られると「ドイツでやっていますけど、日本人というのを意識しています。ドイツでは自分の地域の意識がすごく強いので、そういう面で(今回は)似ているかな」と話した。

 現在、古巣の鹿島から復帰のオファーを受けているが、去就については語らず、出場した選手たちに向けて「いつか同じピッチに立てるように待っていますので、頑張りましょう。僕も負けないように頑張ります」と呼びかけた。