FW本田圭佑が所属するパチューカがアウェーでアメリカと2-2で引き分け、後期初勝ち点を挙げた。本田はトップ下でフル出場し、CKで同点ゴールをアシストした。

 前半3分、DFエレーラのファウルでPKを献上したが、相手FWペラルタのキックをGKブランコが左手で止め失点は免れた。しかし、同14分、右クロスをペラルタに右足ボレーをニアに流し込まれ、先制点を許した。

 同22分、本田が右サイドから好クロス。FWハラが飛び込みヘディングシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれた。同ロスタイムには左サイドからの本田のFKが壁に当たった後、ゴールへ向かったが相手GKにキャッチされ0-1とビハインドで前半を終了した。

 後半2分、本田の左足のピンポイントの右CKを、中央で相手GKに競り勝ったDFムリージョがヘディングシュートを決め、パチューカが1-1の同点に追いついた。同11分、カウンターから本田が右から好クロスを上げたが、ハラのフリーでのヘディングシュートは枠を外し決定機を逃した。

 同30分、自陣左サイドを突破されたクロスから中央へ走り込んだFWマルティンに右足で押し込まれ、1-2と再び勝ち越しを許した。

 しかし、敗戦目前の同44分、右クロスをファーでFWパラシオスが折り返し、ゴール前に詰めていたMFグスマンが押し込んで2-2の同点に追いつきドローに持ち込んだ。

 パチューカは1分け1敗の勝ち点1。