ヘタフェMF柴崎岳(25)は3試合連続の先発出場となったが、得点に絡むことなく後半に途中交代した。

 出場停止のFWホルヘ・モリーナに代わりFWアンヘルと2トップのコンビを組んで先発。その役割としては、守備時には中盤ラインの近くで第1ディフェンダーとしてプレスを掛け、攻撃時にはカウンターの起点となる動き、ゴール前を打開するプレーが求められていた。

 だが、特に目立ったプレーはなく45分を終了する。後半も際立つパフォーマンスを見せることなく後半14分にMFファジルと交代。今季は第4節のバルセロナ戦(昨年9月16日、1-2負け)でゴールを決めている柴崎だが、それ以降は得点がない。

 試合は1点を追うヘタフェが後半ロスタイム、ロングボールをカラがセビリアGKセルヒオ・リコと競り合いこぼれたところを、アンヘルが押し込み同点。1-1で引き分け、アウェーで勝ち点1を得た。チームは7勝7分け7敗の勝ち点28で、9位につけている。(山本孔一通信員)