第2戦が行われ、マルセイユ(フランス)がホームでライプチヒ(ドイツ)に5-2で逆転勝ちし、2戦合計5-3で4強進出を決めた。DF酒井宏樹は右サイドバックでフル出場し、試合終盤にダメ押しゴールを決め勝利に貢献した。

 第1戦のアウェーを0-1で落としていたマルセイユは、前半2分に先制を許す苦しい立ち上がりだったが、同6分にCKからのこぼれ球がオウンゴールを誘ってまず1点を返し、同9分には,カウンターからMFサンソンのシュートが相手GKにはじかれたこぼれ球をMFサルが押し込んで2戦合計2-2とした。さらに同38分、MFパイエのFKにMFトバンが右足を合わせ2戦合計3-2とついに勝ち越しに成功した。後半10分に失点し、2戦合計3-3でアウェーゴール数で再びライプチヒに優位に立たれたが、同15分、パイエがドリブル突破から右足シュートを決めて2戦合計4-3と再び勝ち越し、同ロスタイムには相手GKも上がった相手CKからの攻撃でボールを奪い、酒井宏が駆け上がってMFロペスのパスを受け無人のゴールに流し込んで勝負を決定付けた。

 準決勝の組み合わせ抽選は13日に行われる。