第2戦が行われ、MF南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)がホームでラツィオ(イタリア)に4-1で逆転勝ちし、2戦合計6-5で準決勝進出を決めた。

 第1戦のアウェーを2-4で落としていたザルツブルクは、後半10分にFWインモービレに先制ゴールを許し、2戦合計2-5とリードを広げられた。しかし、その1分後、FWダブールの左足シュートが相手DFに当たりながらもゴールに飛び込み、反撃ののろし。同27分にMFハイダラが右足ミドルシュートを突き刺し、同29分には自陣からの縦パスがゴール前まで抜け、走り込んだ韓国代表FWファン・ヒチャンの反転しながらの右足シュートが決まり、2戦合計5-5と追いつきアウェーゴール数でも優位に立った。さらに同31分、左CKからDFライナーがダイビングヘッドを決め、4分間で3ゴールの猛攻で勝負を決めた。

 ベンチスタートの南野は4-1の後半39分から出場した。

 準決勝の組み合わせ抽選は13日に行われる。