MF森岡亮太が所属するアンデルレヒトは、ホームでスタンダールに1-3で敗れ3位に後退。首位クラブ・ブルージュとの勝ち点差は5と開き、優勝が1歩遠のいた。

 前半は0-0で折り返したが、後半立ち上がりに2失点し、同18分に1点を返したが、同33分にカウンターから失点して突き放された。

 森岡はフル出場。前半22分、正面から右クロスをフリーでダイレクトの右足シュートを放ったがクロスバーの上。同35分にはペナルティーエリア内で倒されたが、笛は鳴らなかった。「みんながハーフタイムにPK、PKと言ってました。何であれが流れたのか、分からない。不思議なシチュエーションでした」。同38分にも左クロスを難しい体勢から左足ボレーで合わせたが相手GK正面。後半28分には頭でつないでMFゲルケンスの決定機を演出したがゴールにはつながらなかった。

 森岡は「(前半は)相手にもほとんどチャンスなかった。すごい良かった。1-3という結果になるような内容じゃなかった。向こうがしっかり決め切ったのがうちと違った。その差はすごいあります。勝ち点3取らないといけない試合だったんで、それがなかったというのは非常に残念」と悔しがった。残りは2試合で、首位クラブ・ブルージュに5差、2位スタンダールに1差。苦しい状況となったが「(優勝が)なくなったわけではない。まだ可能はあります。決して諦めない」と前を向いた。