ヴィッセル神戸が獲得を目指すバルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が10日、イベントに参加し、今夏の移籍先について言及した。スペイン紙「マルカ」によると「(移籍の)発表はリーガ(スペインリーグ)が終わった時、クラブとの関係が終わった時だ。この10日間、全てのレベルで一番の選択肢を選べるように決断したい。この決断で失敗しないようにしたい。生涯のクラブ(バルセロナ)から去ることは難しいものであることを知っている」と話したという。

 スペインリーグは20日に閉幕。神戸の他にはオーストラリアや米国なども候補に挙がっており、W杯前をめどに移籍先を決定するとみられている。イニエスタは移籍先の条件として「経済(お金)の問題ではない。その点に関しては自分が持っているオファーは高額になっている。自分がするサッカー、住む街、条件、自分が行先で見つける全てのものだ。アンドレス・イニエスタを包むスポーツレベル、今と同じように楽しむことが出来る場所のイメージなど全て(が条件)だ。同じように家族のことも考えないといけない」と、熟考する姿勢を見せた。