DF長友佑都(32)が所属するガラタサライ(トルコ)の公式サイトで1日、チームドクターのイェネル・インジェ氏から負傷者についての説明があった。チーム内には何名かの負傷者がおり、2日のフェネルバフチェ戦を前に状況を伝えている。

その中で、長友の故障はサッカーの試合中ではまれなケースで、不運なものだったとした。肺の70%近くが機能しなくなってしまい、試合後に病院で早急に治療したおかげで、運よく軽い状態で済んだという。現在は無事手術を終え、退院して自宅療養中、3~4週間のリハビリを予定している。その後、状態に応じて次の段階に進むことになると説明した。

すぐに手術の決断をしたのは、なるべく早く完治するためだったという。この時点で長友の体調は良好で、ピッチへの復帰は通常よりも早くなるだろうと予想しているとした。

長友は同24日の欧州CLシャルケ戦で後半37分に途中交代。胸部でボールを受けた後に呼吸困難に陥ったためで、病院で肺気胸と診断されて入院し、手術を受けていた。