オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑(32)が9日早朝、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第2戦の広島戦(12日、エディオンスタジアム広島)に備え、ジャージーにサングラス姿でチームの一員として帰国した。

本田が海外クラブの一員として日本に戻ってくるのは初めて。

同クラブの公式SNSによると、チームのジャージー姿の本田は日本に向かう道中、シドニー国際空港で日本人観光客とみられる一団に囲まれ、一斉にスマートフォンのカメラを向けられていた。

インスタグラムではそのフィーバーぶりを「まだ日本にいるわけではないのに!」と驚きとともに伝えていた。

試合3日前の来日となった。ここからじっくり調整し、本田の凱旋(がいせん)試合ともいえる、広島戦に備えることになる。

◆本田の広島戦 凱旋(がいせん)の可能性があるEスタでの広島戦は、J1名古屋在籍時の07年8月12日のリーグ第19節以来、実に12年ぶり。クラブでの日本でのプレーも、名古屋で最終戦となった07年12月8日の天皇杯5回戦Honda FC戦(松江)以来12年ぶり。国内ピッチに立てば、日本代表の18年5月30日、W杯ロシア大会の壮行試合だった国際親善試合ガーナ戦(日産ス)以来286日ぶりとなる。