首位ユベントスは、アウェーでジェノアに0-2で敗れて今季リーグ戦初黒星を喫した。エースFWロナウドをベンチ外にして挑み、後半11分にFWディバラがネットを揺らしたがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりオフサイドと見なされてゴール取り消し。最後までゴールを奪えずに攻撃陣が沈黙した。守備陣も後半に2失点を喫した。

試合後にアレグリ監督は「Aマドリードとの試合で、フィジカル的に多くのエネルギーを使っていたのだと思う」と、今日の敗戦は12日の欧州CLの試合から回復できなかったことが原因だと話した。それを踏まえて「常に最高の試合を続けることはできない。それでも我々はこれまで良い試合をしていた。これまで28試合を行い、24試合に勝っている」と今季の結果に胸を張った。

残り11節目での初黒星にも「この敗戦は選手たちにとって、プラスになるだろう。これから(代表ウイークに入るため)リーグ戦が休みになる。少し休んで、再びリーグと欧州CLに向け準備する」と前向きに捉えた。

(波平千種通信員)