FW木下康介がMF鎌田大地のアシストから同点ゴールを決め、日本人選手5人が出場したシントトロイデンがアウェーでベールスホット・ウィルレイクに2-1で逆転勝ちした。

前半10分に先制を許したシントトロイデンは同28分、木下が左サイドの相手DF裏へ出したパスに鎌田が反応し、そのままドリブルで持ち込みペナルティーエリア内からマイナスの折り返しを送ると、走り込んでいた木下が滑り込みながら右足を伸ばしてゴールネットを揺らした。線審は鎌田の飛び出しをオフサイドと判定したが、VARによってゴールが認められた。木下はデビュー戦となった2月9日のワースランドベベレン戦で途中出場でゴールネットを揺らしたが、その後にオウンゴールに変更とされたため、これが移籍後初ゴールとなった。

今年1月に加入した東京都出身の木下は横浜FCユースから13年にフライブルクのU-19に加入。フライブルク2へ進み3年間で50試合14得点をマーク。16年は08ホンブルフに所属し、その後はハルムスタッズ(スウェーデン)で通算55試合16得点の成績を残した。日本代表はU-18、U-19に選出された。

同点に追いついたシントトロイデンは後半13分、相手ハンドでPKを獲得。これをFWボタカが右足でゴール右へ決めて勝ち越し、そのまま逃げきった。

DF冨安健洋、DF遠藤航、鎌田はフル出場。木下は後半32分にMF関根貴大と交代した。

シントトロイデンは2勝。