オランダ1部フローニンゲンで活躍を続けているMF堂安律(20)に、DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが興味を示していると、イタリアの情報サイト「カルチョメルカート」が報じた。

今季、主力としてリーグ戦28試合4得点を挙げている堂安の獲得に、同じリーグの常勝クラブであるアヤックスとPSVが名乗りを上げていたが、ここにきてプレミアリーグのクラブからも興味を示された。同サイトは「アヤックスとPSV、サウサンプトンの3チームが、今季終了後に堂安の獲得を望んでいる」と報じた。

昨年末、堂安は今後の移籍先について「プレミアリーグへ行きたい」とイングランドでのプレーを熱望していた。興味を示したサウサンプトンは2試合を残して来季のプレミアリーグ残留を果たした。だが、ここまでリーグ13位タイの44得点。チーム内最多得点はMFウォードプラウズとFWイングスの7得点と、攻撃力に課題を残している。一方で、オランダの名門2チームは、金銭的にはサウサンプトンに太刀打ちできないが、来季の欧州CL出場権を獲得している。

憧れのプレミアリーグの舞台を選ぶのか、それとも来季欧州CLの舞台を目指してオランダの名門に移籍するのか、はたまたフローニンゲンに残留するのか。堂安の去就が注目される。